はてなブログの今のところの雑感と考察

  1. テーマカラーが青から黒になった。高級感。
  2. 角丸からの脱却。角が丸くて青いバーが「はてな」の印象だったが。今時のデザインされたWebサービスっぽくなった。Google+風味。G+使ったことないけれど。
  3. サブドメイン好きなワード使えるようになった。
  4. ボタン類が画像からCSS3使うようになった。レガシーブラウザ対応すんのか知らない。excanvasとか使ってるらしいけど。
  5. 記事を書くボタンが管理画面の右上に出るようになった。ボタンの色がこれだけ青。目立つようにして記事を書かせる。せっかくだったら公開するボタンも色を変えたほうが良かったのでは?
  6. iframe駆使して色々やってる。
  7. アクセス解析がついてる。他所のサービス(例えばlivedoor)だと初めから付いてるけど。
  8. 書いている記事の内容をバックアップしてくれている。デフォルトで。これは嬉しい。出来れば左のメニュー移動したときにはバックアップを自動で戻してくれると分かりやすい。バックアップがありますよ、と教えてくれるのは良いけれども、気づかない。これは。
  9. パンくずリストが消えた。っていうかいらないと思う。一応、パンくずリストも「はてな」らしさだったけれど。
  10. ダイアリーのメニューでは「記事」だったのが「記事の管理」になってる。「その場編集モード→見たまま編集」「保存→ 下書き保存する」とか、少し言葉が分かりやすくなってる。正直、以前のままの言葉遣いだと分からん。
  11. タグがない。カテゴリーはある。タグも「はてな」っぽさだった。
  12. なぜかdocs.google.comのクッキー要求すると思ったらGoogleのサービスと連動している。
  13. 記事編集時にいらない余分な情報は右メニューに格納された。押すと開く。っていうか気づかなかった。気づかせろ。
  14. 「ともだちを招待」とか「+読者になる」とか、ソーシャル的な部分や購読の部分は意識してる。
  15. 管理画面の左下の「もっと快適に使う」パネルがXGA解像度だと見えない。まぁ今時XGA使うなっちゅう話ではある。
  16. はてなブログProで稼ぐ気ではある。
  17. 一応はてな記法は出来るらしい。
  18. ダイアリーは「使い方のヒント」とか文章で説明する部分が多かったが、ブログはほとんどない。説明ナシに意味が分かる作りに変えた。
  19. ApacheからNginxに変えた。
  20. キャッチコピーは「書き残そう、あなたの人生の物語」
  21. 目指したのは「最先端だけど使いやすいブログサービス」

上記の事柄から考察する。

  1. ターゲットはライト層に向けている。
  2. ライト層にはいらんだろうと思う機能はバッサリ切ってる。
  3. でも必要になるだろうね、ソーシャルボタン系は付けている。
  4. 既存ユーザーに向けて作っていない。
  5. 既存ユーザーが「はてなブログ」に過剰な期待をして使うと、がっかりブログ。
  6. 既存ユーザーがハテナブログProをやってもいいことはない。このブログはライト層向けにあるし、書きやすいブログなら月に1000円払っても良いよね、という気前のいい客を狙ってる。
  7. ついでに構成を今時に変えている。HTML5+CSS3。html5時代にはどうなるのかの試金石。今、ブログを作り直したらどうなるのか、の結果。そこまで深く考えてはいない。でも、この結果から、次のサービスはhtml5をどんな風に活用するのかの知見が得られる。
  8. うごメモはてな」使ったことないけれどそういった所から流入した層が使うにはダイアリーは難しい。ライト層の受け皿としてはてなブログを考えている。
  9. ライト層がつまづく点の解消。分かりやすさの改善。彼らが気にする今までのダイアリーの安っぽさから高級感へのイメージの転換。
  10. 画像からCSS3に転換。フカヨミすれば、海外展開したいの。文章を国際化してあげれば海外向けも。アイコンを上手く使うようになってきている。文章による説明ナシに使えるようにしている。
  11. 「最先端だけど」という表現は確かにそうだが、既存ユーザーを過度に期待させてしまう悪影響の方が大きいので消すか、表現を変えたほうがいい。
  12. バックアップをデフォルトで有効にしているのは、良い仕事。
一言で言うと、
 
ライト層向けに使いやすく・分かりやすくして、抵抗感を持たないデザインに変えて、HTML5+CSS3+Javascriptメインで作ってみました今時のブログ。いいじゃない。

批判されるのは業界の褒め言葉と受け取っていい。ターゲットを見誤らずに、届けたい相手に向かって作ればいい(届けたい相手に宣伝もして)。と、私は思います。